施工実績

  1. 【岐阜市】中部プラント反応槽設備ならびに最終沈殿池設備 竣工しました♪

【岐阜市】中部プラント反応槽設備ならびに最終沈殿池設備 竣工しました♪

岐阜市祈年町にある中部プラントの反応槽設備ならびに最終沈殿池設備工事が竣工しました。

岐阜市には中部、北部、南部、北西部という4つの下水処理場があり、家庭排水や工場排水の下水を処理しています。
汚れた水をきれいな水にして河川に放流したり、下水汚泥を脱水焼却したり

この中でも中部プラント、なんと昭和12年(1937)から使用されているのです!

これは当時でも東京市、名古屋市、京都市、豊橋市に次いで5番目の早さだったようです。
意外と中部地区が多いですね(゚ロ゚ )!!

今回の工事は、その頃から使用されていた反応槽と最終沈殿池を新しく設置するもの。

現在は古い物と併用、順次新しい物に切り替えられるとのこと…。

つまり昭和12年から未だ現役!
御年73歳!

もうすぐお役御免となるのですが、長い間岐阜市の水をキレイにしてくれてありがとうございました!

さて、プチ広報は古い建物や歴史が好きなので元々どうだったかの話が長くなってしまいましたが、

今回設置したものはどんなものだったのか、ご紹介!

まずは反応槽に設置したのが、好気槽散気装置のエアレーションパネル。
パネル表面からブクブクと泡がでてきます。

この泡のおかげで微生物の入った汚泥が下水中の有機物を吸着、摂取、分解することができます。

そして次の最終沈殿池に設置したのが掻き寄せ機。
ゆっくりと泥を掻き寄せ、集められて処理または再利用されます。

その泥が除去されキレイになった水だけを消毒して放流します。

※今回は朝日設備工業が関わった部分のみをピックアップしています。他にも色々な工程を経て汚水は浄化されています。

分かりますか?

プチ広報は半分くらいです。

でも、半分くらいでもこういう仕組みで水をキレイにしているのだなぁということが、うっすらと分かりました(・ω・)

ちなみに今回設置したエアレーションパネルや掻き寄せ機はすべて

水中に沈んでます(TωT)

一部制御する部分の設置も行っていますが、工事名に出てくるようなメイン所はすべて沈んでしまうんです。

埋まるに続いて沈む…。

本当に見えなくなっちゃう仕事が多いですね~。

でも水がキレイになるように頑張ってますよ~~~ヽ(゚◇゚ )ノ♪