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  1. エアコンの除湿は電気代が高い?【節電】

エアコンの除湿は電気代が高い?【節電】

この時期になると気になるエアコンの電気代。

今年はより一層、皆さん気にしてらっしゃると思います。

これまで、エアコン選びで目安となるCOPやAPFについては記事にしてきましたが、雨が多くなるこの時期気になるのは「除湿」!

プチ広報が昔、初めてエアコンを使った頃は、「冷房よりドライ(除湿)の方が電気代が安いよ♪」と友人に言われていたのでドライばっかり使っていました。
電気代にどれだけ影響を与えていたかは謎です。
言われるがままだったので(^_^;)

ところが最近、「ドライにした方が電気代が高いんだって!」という話を聞きまして・・・。

え~~~Σ(・ω・ノ)ノ!

話が違う~(TωT)

という事で調べてみました♪

すると……

どうやらどちらも正解(゚ロ゚ )!!

私が最初に聞いた「ドライの方が電気代が安くなる」というドライは弱冷房除湿。

最近聞いた「ドライの方が電気代が高くなる」というドライは再熱除湿。

ということで、除湿の方法が少し違うのです。

同じドライなのにそんなに違うの?とは思いますが違うんですね~。

参考:ダイキン 空気の学校
ぴちょんくんと学ぶ、とっても分かりやすい説明なのですが、フラッシュが多用されていてちょっと重いです(^_^;)
でも分かりやすいので詳しくはこちらを(o´ω`o)ぅふふ

簡単に説明しますと、弱冷房除湿はその名の通り冷房を弱めにかけて除湿するというもの。

除湿するためには空気を冷やす必要があるので、ドライをかけるとどうしても部屋の温度も下がってしまうのです。

でも今のような梅雨時、湿度をとるために弱冷房除湿のドライをかけると寒くなり過ぎてしまうのです。

それを解決するために開発されたのが再熱除湿。

この方法だと、湿度をとるために冷やした空気を快適な温度にするため、もう一度空気を温めて除湿しながらも温度が下がりません。

この機能により、除湿しても気温が下がらず快適に過ごすことが出来るのです。

ただし…「もう一度空気を暖める」という工程が入った為、電気代が通常よりもかかってしまうのですねぇ(TωT)
APFの話でも冷房より暖房の方が電気代がかかるという話をしましたね。
なのでこの空気を再加熱という部分に通常よりも負荷がかかってしまうのでしょう。。。

ドライをよくつかわれる方は、自分の家のドライの方式が再熱除湿なのか、弱冷房除湿なのかを意識されると良いと思います。

夏になっても「ドライの方が電気代が安いから♪」と思ってドライにしていると、機種によっては再熱除湿のため、涼しくならない上に電気代が余計にかかってしまい、まったく意味がなくなってしまいます(´・ω・`)ショボーン

次は、具体的にどの機種が再熱除湿でどの機種が弱冷房除湿なのかを見ていきたいと思います♪