近年、朝日設備工業で請負う工事の中に「~耐震補強工事」というものがあります。
設備屋さんなのになんで耐震? (。-`ω-)ンー
てな小さな疑問を持っていました。
一つ工事が終わると次が発生する、くらいのペースなんですが「~耐震補強工事」は続きます。
うちって補強の鉄骨なんかも施工出来ちゃうわけ!?
最初の頃は疑ってたのですがそういう訳でもないようです。
この疑問、工事部長Mさんにぶつけてみました(・ω・)b
・・・・・・・と思ったらMさん、現場に出て帰ってこない…(TωT)
なので今回は耐震のお話。
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近年、一般の住宅を建築するときにも「耐震基準」という言葉はよく耳にすると思います。
耐震基準は建築基準法や建築基準法施行令等に定められていて、その基準をクリアしないと建築の許可はされません。
そして現在は、1981年(昭和56年)以前に建てられた建物には耐震診断が義務付けられています。
このきっかけとなったのは、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。
多くの建物が倒壊する中で、1981年以降に建てられた建物の倒壊が少なかったため、この教訓を生かして義務付けられたのです。
じゃあこの1981年って何?
というと、1978年(昭和53年)に起きた宮城県沖地震を教訓にして建築基準法が大改正された年なんですね。
1981年以降の基準は新耐震基準と呼ばれ、現行の大元となっています。
もう30年も前の話(゚ロ゚ )!!
築30年以上の建物、周りにたくさんありますね。
公共建築、特に学校なんかは災害の際の避難場所になるため、順次耐震補強工事が進められているのです。
でもでも、まだまだ、耐震診断が行われていない建物があるのも現実のようです。
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明日はそんな耐震補強工事での設備屋さんの役割を聞いてみたいなぁと思います♪