前回、約15年ほど使用されたグローエの水栓を取り替えた、という話題でしたが、昔の水栓と現在の水栓、構造的に改良された所が2ヶ所があるため、取替となる場合があります。
興味深いお話だったのでメモメモ。
それはどこかというと…この部分
普段は見えない下部の給水管。
ちなみにこのグローエの水栓の持ち主だったお客様は、この部分も磨いていたのでピカピカです(゚ロ゚ )!!
アップするとこう。
真ん中2本の蛇腹は引き出し用シャワー水栓のホースです。
こちらの約15年前の水栓の場合、給水管が普通の管なんです。
でも、現在はもっとフレキシブルな材料に変わっています。
例↓
ちょっと背景がごっちゃりしていますが、左が昔、右が現在の物です。
ちょっと分厚くてしっかりしたホースって感じです。
普通の管だった時は、腐食や衝撃によりいきなり折れてしまった!というトラブルがあったそうなのですが、現在のものだとその心配は少ない、というか折れることはありません。
リフォームや取替などでも長さが多少違っても融通がききますので安心です♪
そしてもう一か所、構造的に変わった部分があるのですが、それはココ。
フレキのジョイント部分ですね。
構造的に昔のものと違って水漏れしにくくなったそうです。
構造もね、A常務に説明を受けたんですけどブログ上で説明できるだけの力はなく(´Д`)
とにかく部材の形状とパッキンの関係で、昔よりも水漏れしなくなったのです (`・ω・´)シャキーン
という事で、
①給水の“管”からフレキへ
②ジョイント部分の構造見直し
というような改変が見えないところで起こっていて、なるべく水漏れのないよう、使いやすいように改良されているんです。
これは1社だけではなく、ほぼ全ての水栓メーカーで行われているので、場合によっては「修理」より「取替」をおススメすることになるのです。
ちょっと形を変えただけのリニューアルには疑問を感じてしまうプチ広報なのですが、こういう構造的な見直し、改良だと納得してしまいます。
というか好き♪
ただ…これにより、水道屋さんのお仕事、「水漏れの修理」は確実に減っています(^_^;)
それでもストレスのない、良い水まわり環境になるのなら良い事だな~と思うのです。