半年前に行った兵庫県芦屋市にあるヨドコウ迎賓館。
写真の整理をしていたら出てきました。
ヨドコウ迎賓館は大正13年に櫻正宗で知られる灘の酒造家 八代目 山邑太左衛門の別邸として計画されたものです。
その後、米国人が住んだり独身寮になったり色々ありましたが、現在は淀川製鋼の迎賓館として公開されている重要文化財です。
何がすごいってフランク・ロイド・ライトが設計しているという、建築好きにはたまらない建物なのです。
古い建物は良く見に行くのですが、最近は古い建物の水栓も気になります。
新しい建物のトイレもよく見に行きます♪
自分の中で今さら感はぬぐえませんが、水栓の写真を撮っていたのでご紹介♪
どの部屋で撮ったのかは忘れてしまいました(^_^;)
今でもあるようなないような、ないような、可愛い形♪
蛇口は舶来モノなのかな?
そういえば日本で蛇口が作られるようになったのっていつなんだろう?
ちなみに日本で最初に蛇口から水が出たのは明治20年ごろの横浜。
それから30~40年くらい経っているので、このあたりでもインフラが整備されていたようですね。
そして水道だけでなく電気!
近くを阪神電鉄が走り、その余剰電力で電力が供給され、大正時代には広く電灯が普及していたそうです。
裸電球なのに!なんだかオシャレ♪
しかし、どうやらこういった電灯だけでなく、キッチンにはドイツ製の冷蔵庫やアメリカ製のオーブン、炊飯器、電気湯沸器まで完備されていたらしくΣ(・ω・ノ)ノ!
冷蔵庫が三種の神器になったのなんて戦後だし、お湯を沸かしたり調理するのも当時は薪が基本です。
ちなみに昭和5年、日本で最初に発売された東芝製の冷蔵庫は家が1軒建つくらいのお値段だったらしい。。。
そんな設備にさらに電気代がかかるんですから、財力はかなりのもの!
昔のお金持ってスゴイですね~(^_^;)
ヨドコウ迎賓館を訪ねた日は雪でした。
2月くらいかな。
芦屋の駅から歩いて15分くらいですが、色々な立派なお宅が見れて面白いですよ♪
機会があればぜひ訪れて下さい^^
※本日のヨドコウ迎賓館に関する記述は【ヨドコウ迎賓館ホームページ】を参考にさせていただきました。